スポンサーリンク

FFタクティクスのその後を妄想してみた⑤

「今日はもう遅い、宿屋に泊まって朝になったら迎えに行く。」

そう言ってガフガリオンは酒場を出て行った。

とにかく今はガフガリオンを頼るほかない。

そう思い、会計を済ませた。

混乱していて気付かなかったが、どうやらギルは使えるようだ。

騒がしい酒場を出て、宿屋に着くと、どっと疲れが出てきた。

ラムザはベッドに横になると、泥の様に眠った。

「…きろ」

「…ん」

「おい、起きろ。ギルドへ向かうぞ」

眠っていたようだ。ガフガリオンが呆れた顔で立っている。

「ひでぇ顔しているぞ。30分待ってやるから支度しろ。」

そう言うとガフガリオンは出て行った。

ぐっすり寝て気分は良かったが、窓から外を覗くと暗いままだった。

どうやらこの世界に太陽はないらしい。

「仲間を見つけ、イヴァリースに戻らなければ」

ラムザは心に誓った。

準備を済ませ宿屋を出るとガフガリオンが待っていた。

「腕は鈍っちゃいねぇだろうな。これから一狩りいくぞ」

「あの時の僕と一緒にしないでもらおうか。」

「良い返事だ。これから行くギルドはどういう仕組みかわからないが、

モンスターを倒せばギルをもらえる。どうだ、わかりやすいだろ?」

「手伝えばムスタディオの情報を教えてくれるな?」

「約束しよう」

信用できない人物であるが、お金が絡む場合は話は別だ

ギルドの中に入ると、朝だというのに人がごった返していた。

Translate »