ガフガリオンは慣れた手つきで受付を済ませていく
屈強な受付の男はガフガリオンと仲が良さそうだった。
「よお、ガフガリオンじゃねぇか。また稼ぎにきたのか。」
「アッシュ、報酬の高い仕事を紹介してくれ、今回は助っ人がいるんだ。」
「相方とは珍しいな。ちょうど良い仕事があるぞ。
西の洞窟にティアマットが住み着いたんだ。それを退治してくれ。」
「わかりやすくて涙が出てくるな。報酬は?」
「聞いて驚くな、なんと100万ギルだ」
「ということは、そのティアマットはかなりの強さということか。」
「そういうことだ、今まで30人ものハンターを病院送りにしてきた強者だ。」
「まあ今回は頼もしい助っ人がいるから大丈夫だろ、なぁ?」
ガフガリオンがニヤリとこちらに視線を向けた
「このカオスブレイドはイヴァリース世界で最強の剣だ。勝つよ。」
ガフガリオンとアッシュが息を呑む
「お、おまえ、いつの間にこんなに強くなったんだ。」
「とっとと仕事を済ませよう、みんなが心配だ」
「ひょ~♪100万ギルは俺たちのものだぜぇ!」
ガフガリオンは嬉しそうにラムザの背中を叩いた
調子が良いのは相変わらずだ。ラムザはため息をついた。