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FFタクティクスのその後を妄想してみた⑭

翌朝、ラムザ達は胴元のアジトへ向かうことになった。

「胴元はどんな奴なんだ?」ムスタディオがアグリアスに聞く

「ギルガメッシュという男だ。人身売買だけではなく、世界中の武器を集めているらしい。」

「どこかで聞いたことがある名前だな。」

「アルマたちを助けるには戦闘は避けられないかもしれないな」とラムザは気を引き締めた。

ギルガメッシュのアジトに着くと、門の前に巨漢の男が立っていた。

「これはラムザさん達、お待ちしておりました。支配人のギルガメッシュです」

なんと我々の敵は、戦わずして白旗を上げたらしい。

昨日、人身売買会場で大暴れしたのを見て、敵わないと思ったのだろう。

「アルマ、ラファ、メリアドールを返してくれないか。」

「もちろんです。さあこちらへどうぞ。」

ラムザは豪邸とも呼べるギルガメッシュのアジトの中へ入った。

「ラムザ、ギルガメッシュのあの態度、怪しくないか?」とマラーク。

「確かに怪しいが、戦闘にならずにアルマ達を返してくれるのが一番ありがたい。」

「こちらの部屋に彼女たちを保護しています。」

部屋にしては大きすぎる、そして豪華な部屋にアルマ達はいた。

「アルマ無事か!」ラムザは一目散にアルマへの元へと駆け付けた。

「兄さん、に、逃げて。」

アルマはそう言うと、ラムザの腹部にナイフを刺した。

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