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FFタクティクスのその後を妄想してみた⑰

「オルランドゥのことは諦めた方がいい。」

みんなで朝食を食べている最中に、メリアドールがポツリと呟いた。

「どういうことか教えてくれないか。メリアドール。」

ラムザが不思議そうな顔で聞いた。

「オルランドゥは死者の塔にいる。なぜダメなのかは実際に行ってみた方が早い。」

「わかった、朝食を食べたら死者の塔に向かおう。」

「死者の塔というのはどんな場所なんだ?」マラークが割って入った。

「宗教団体が作った塔だ。祈れば生き返り、イヴァリースの世界へ戻れるというのが信念らしい。」

「祈りで生き返れば苦労はしないぜ。」ムスタディオは呆れた顔で言った。

死者の塔に着くと、そこには異様な光景があった。

信者たちが塔の前に集まり、何やら言葉を発しながら円を作り、グルグルと回っているのだ。

その信者の中に、ラムザは信じがたい者がいた。

それはオルランドゥだった。

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