今回はファイナルファンタジーのサウンドプロデューサーである
植松伸夫さんについて語りたいと思います。
FF信者の国歌とも呼べる「プレリュード」はもちろん、
「更に闘う者たち」「ザナルカンドにて」「ビッグブリッヂの死闘」
「妖星乱舞」「片翼の天使」「Eyes On Me」など
数々の名曲を私たちに送り届けてくれました。
いったいどんな人物なのでしょうか?調べてみました。
あだ名はノビヨ
姪が幼少の頃「ノブオ」の「ブ」と「オ」が発音しきれず、
「ノビヨ」と呼ばれていたことが由来。
出身は高知県。神奈川大学外国語学部英文学科を卒業。
音楽とは関係のない大学なんですね。
人物
クラシックなどの音楽教育は受けておらず、音楽の成績も普通だった。
12歳のときに姉のピアノを勝手に弾き始める。最初の作曲は小学生の時。
植松さんの曲はクラッシック風の曲から、オペラ、ロック、
お経まで楽曲に取り入れるなど、アイディアが盛り沢山です。
「プログレ博士」と自称するほどのプログレ好き。
バトル曲は変拍子や転調が入る曲が多い。
エピソード
スクウェア入社する前から、すでにアルバイトとして働いていた。
植松さんが会社近辺を歩いていると
向こうから坂口氏が歩いて来て、「何やってんの?」と聞いてきた。
植松が「相変わらず曲を作ってますよ」と答えると、
「社員にならないか?」と言われ道端でスクウェアへの入社が決まった。
なんて簡単な入社試験なのだろうか笑。
現在はスクエニを退社し、新会社「SMILEPLEASE」の社長を務めています。
コラムを執筆
3年近くに渡ってコラム「植松伸夫のみんなそうなの?」を連載していた。
「自分はDTM上がりなのでキチンとした作法の音楽が書けない」と書いている。
また、子どもを見守る親へのメッセージとして
「特別優秀なわけではない子どもでも、
将来すごいことをするかもしれない」とも書いている。
評価
フェイ・ウォンをフィーチャーし、自身が作曲・プロデュースを担当した
FF8の主題歌「Eyes On Me」が50万枚売れた。
オリコンシングルチャート最高9位。第14回日本ゴールドディスク大賞で、
ゲーム音楽で初めて「ソング・オブ・ザ・イヤー」(洋楽部門)を受賞した。
アメリカ「TIME」誌の”Time 100: The Next Wave – Music”という記事において、
音楽における「革新者」の1人として紹介された。
TBSで放送されていた『ランク王国』の
好きなゲーム音楽クリエイターランキングで第1位に輝いた。
「ザナルカンドにて」誕生秘話
フルート奏者である瀬尾和紀氏のために作曲した曲の1つで、
「曲調が悲しすぎる」という理由で封印していた曲。
『FF10』の発売日が迫り、スタッフに曲の提出を求められた時にその曲を提出。
オープニングの映像に合わせたところバッチリハマった。
それが「ザナルカンドにて」だった。
バンド活動
バンド「THE BLACK MAGES」結成し、FFシリーズのバトル曲を
ロックバンド形式でアレンジした。
そして、ファーストアルバム『THE BLACK MAGES』発売。
参加作品
- 家庭用ゲーム
- ファイナルファンタジー全般
- キングスナイト
- ハイウェイスター
- 中山美穂のトキメキハイスクール
- 半熟英雄
- 魔界塔士Sa・Ga
- クロノ・トリガー
- FRONT MISSION
- エアガイツ
- ブルードラゴン
- ロストオデッセイ
- 大乱闘スマッシュブラザーズ
というわけで植松伸夫さんについて書いてみました。
音楽の教育を受けていなくても
こんな素晴らしい曲が作れるんですね!
特別優秀でない子でも、将来すごいことを
するかもしれないので、人生わかりません!