ラムザ達が気付くと図書館は元通りになっていた。
「ラムザ、おまえ一体何を?」
マラークが驚いて聞いた
「時魔法のリターンという魔法だ。この魔法でイヴァリースへ帰れるかもしれない」
「本を読んだだけで、使えるようになるのか。こんな、とてつもない魔法を」
アグリアスも信じられないという顔をしている
「このリターンという魔法を使って、ローファルに壊された道を修復し、イヴァリースに戻るんだ!」
「おし、希望が見えてきたぜ!」
ムスタディオはガッツポーズをとる。
「よし、ここにはもう用はない。オルランドゥを説得しにいくぞ」
一同はオルランドゥに再び会いに行き、イヴァリースに戻る方法を説明した。
「時魔法リターン、そんな魔法があったとは。うむ、それならイヴァリースに戻れるかもしれないな」
オルランドゥの瞳に輝きが戻り始めた。
「ラムザ殿、大したものだ。またお主に救われたな。」
「これで全員そろった、一緒にイヴァリースに帰るんだ!」
ラムザ達は気持ちを一つに、この世界を脱出しようとしていた。