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FFタクティクスのその後を妄想してみた①

「う、うーん」

「い、生きている?」

「あの爆発の中で生きているなんて奇跡だ。聖アジョラが守ってくれた?」

ラムザは周りを見渡してみた。どうやら死都ミュロンドのどこかに飛ばされたらしい。

「みんなは?」人の気配はない。薄暗いレンガ造りの部屋に自分の声が響くだけだった。

「とにかくここを脱出しなくては」

部屋を出ると、この場所が建物の一部だということがわかった。

壁はほとんど破壊されており、ところどころに植物が生えている。

どうやら廃墟のようだ。

「風が吹いている?出口かもしれない。」

幸いなことにケガはない。むしろ体力が回復している。

不思議ではあったが、考えている暇はない。

ラムザは風が吹く方へと進んでいった。

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